ドラマや映画で話題の女優・松本まりかさん。
近年では「怪演女優」とも呼ばれ、その圧倒的な演技力に注目が集まっています。
感情の起伏が激しい役柄をリアルに演じ切る姿に、「本当に怖い」「演技が上手すぎる」と驚く声も多数。
この記事では、そんな松本まりかさんが怪演と絶賛される理由を3つの視点から解説します。
代表作や世間の評価も交えて、彼女の魅力に迫っていきましょう。
松本まりかの演技力が「怪演」と言われる理由とは?

近年、「怪演女優」として名を馳せている松本まりかさん。
その演技力には、視聴者だけでなく演出家や俳優仲間からも高い評価が寄せられています。
では、なぜ松本まりかさんの演技は「怪演」と称されるのでしょうか?
以下の3つの理由から、その凄みが見えてきます。
感情の振れ幅が大きく、人間の狂気をリアルに表現
松本まりかさんの演技は、まるで感情が爆発する瞬間をリアルタイムで体感しているような迫力があります。
特に「怒り」や「悲しみ」といったネガティブな感情を表現する際、目の動きや呼吸、声の震えまで繊細に演じ分けており、視聴者を引き込まずにはいられません。
代表作の一つ『ホリデイラブ』では、夫を略奪する執念深い妻・里奈を演じ、その狂気に満ちた表情と豹変ぶりが大きな話題となりました。
当時話題になったことで、松本さんのSNSのフォロワー数は5倍に増えて、多くのコメントが寄せられたそうです。
「Yahoo!検索大賞2018」の中間発表でも3位にランクインするなど注目ぶりがうかがえます。
不倫をテーマにしたドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)で“あざとかわいい”悪女を演じて話題になったこと、各種メディアでの活躍に注目が集まったことが挙げられた。
出典:クランクイン
声の使い分けが絶妙で印象に残る
松本まりかさんの大きな武器の一つが「声の演技」です。
甘えたような高めの声で始まったかと思えば、感情のピークでは一気に低く鋭い声へと変化。
この声のギャップがキャラクターの不安定さや狂気をより際立たせ、印象に強く残ります。
彼女自身も声をどう使うかはすごく慎重に考えているようで、細やかな設計のうえで演技していることが分かります。
「声に意識を集中させることですね。そこがうまくいかないと気持ちが乗らないので。もっともっと、人の心を揺さぶるような芝居ができるようになりたいです。鍛錬が必要ですね(笑)」
出典:シネマトゥデイ

声って確かに大事だよね!



そうだね。
僕の場合は、ファイナルファンタジー10というゲームでリュックという少女の声を担当していたことが思い出深いよ。
後で松本さんがブレイクしたときに、何か見覚えのある名前だなあと感じた思い出があります。
役作りへのこだわりと没入度が高い
松本まりかさんは、「役の背景まで想像して演じる」ことで知られています。
billboard JAPANのインタビューでは、役作りにおいて「頭も心も体も使って心情を緻密に演じたい」と述べており、役の背景や感情を深く掘り下げて演技に反映させているのでしょう。
舞台や朗読劇でも高く評価されており、身体全体で感情を表現する力にも定評があります。
その没入度の高さが、”怪演”と呼ばれる演技にリアリティを加えているのです。
松本まりかの過去出演作から見る”怪演”の真骨頂


ここでは、松本まりかさんの「怪演ぶり」が話題となった代表的な作品をご紹介します。
『ホリデイラブ』|嫉妬と執念がにじみ出る狂気の演技
松本さんの名を一気に世間に知らしめたのが、2018年放送のドラマ『ホリデイラブ』です。
夫を奪おうとする浮気相手の妻・里奈を演じ、その恐ろしさと美しさを兼ね備えた演技はすさまじかったです。
SNSでは「怖すぎる!」「本当に演じてるの?」と驚きの声が続出しました。
この作品を機に「怪演女優」というイメージが広まりました。
怪演女優と呼ばれることについて、松本さんは好意的にとらえているようですね。
「人の心に残ることをずっと求めてきた。何かしら人の心を動かせる人だったり女優だったりになることを望んできたので、“怪演”でも何でもうれしい」
出典:日刊スポーツ
『夫の家庭を壊すまで』|狂気に満ちた愛憎劇で怪演が炸裂


2024年に放送されたドラマ『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系)では、主婦の如月みのりを熱演。
夫の不倫ともう一つの家庭の存在を知った妻が復讐に立ち上がる姿を描いています。
視線の鋭さや微妙な表情の変化、セリフの抑揚にまで神経を行き届かせ、視聴者に「怖すぎる」「本物の狂気」と言わしめるほどの演技を披露しました。
この作品でも“怪演女優”としての存在感を強く印象づけています。
しかも「不倫ホラー」とも呼ばれたこのドラマは、見逃し配信総再生数がテレビ東京初の3000万回を突破したとか。
バラエティ出演で見せる素顔とのギャップ
バラエティ番組などでは、無邪気で朗らかな素顔を見せる松本まりかさん。
演技中の”狂気的なキャラクター”とのギャップがあることで、より一層演技のすごみが伝わってきます。
普段の松本さんと全く違う人格を演じるからこそ、彼女のプロ意識が垣間見える場面でもあります。
松本まりかに対する世間や業界からの評価は?


松本まりかさんの演技に対しては、以下のような声があります。
視聴者の声(SNSより)
風呂に入りながら「夫の家庭を壊すまでを」見てるけど松本まりかの演技怖すぎて好き。
— によぴっぴ🕊 (@niyoco24) April 17, 2025
Netflix
— はにー🏖 (@honey88bitter) April 20, 2025
「夫の家庭を壊すまで」
……サイコパス的な演技をする松本まりかが癖になる(苦笑)今日もまた人間不信になるドラマを見てしまった🥹
#ドラマ一気見派
見てます
— マー (@fa1c9f8bb5c141b) March 16, 2018
役が怖いw
他にも、以下のような声がたくさんありました。
- 「表情一つで空気が変わる」
- 「セリフがなくても怖い」
- 「演技がリアルすぎて泣けた」
みなさん、松本まりかさんの演技は癖になるようですね。
共演者の声
- 「一番は、ここまで心を開いてくれるんだという安心感ですね。これによって芝居のしやすさが全然違ってきますから。」(山田裕貴さん)
- 「繊細な心情の変化をキャッチして表現される松本さんにはいつも学ばせていただいております。」(蕨野友也さん)
実際に共演された方からも信頼されていることが、よくわかりますね。
なお、演技力が評価され、「東京ドラマアウォード助演女優賞」などを受賞した経験もあり、確かな実力が裏付けられています。
まとめ
今回は松本まりかさんの演技力がすごくて、「怪演女優」と呼ばれる3つの理由についてお伝えしました。
松本まりかさんは、確かに「怪演」が代名詞とも言える存在ですが、それは演技力が高いからこそ成立しているものです。
- 感情のリアルな振れ幅
- 声や表情の繊細な演出
- 徹底した役作りと没入力
これらを武器に、彼女は”怪演=狂気”のイメージを超えた、「人間の本質を描く女優」として成長を遂げています。
今後の出演作でも、さらなる演技の進化に注目が集まることでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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